痩せすぎ妊婦さんに注意警報!

みなさん
こんにちは☀

本日のレッスンにご参加くださった
は可愛らしい妊婦さんでした♡

「食欲がとまらない!」
とのことでしたが、
赤ちゃんのためにもしっかり
栄養を取ってあげましょう💕

私は6歳、3歳、1歳の子が
いるのですが、

6歳の子の時は、体重管理について
助産師さんから話があったのですが、

3歳の子の時は、何キロまで増加してもよい
という体重基準はなくなったそうです。

なぜならば、「体重が増えてはいけない」と、
食べなさすぎて痩せすぎの妊婦さんが
問題になったからだそうです。

 

以前までは、体重が増えると出産リスクが
高まるといわれていましたが、
本日は「食べなさ過ぎて痩せすぎるデメリット」
についてお話します。

ここは、私が15年間歯科衛生士として
努めてきた知識をメインにお伝えさせていただきます。

歯の数が少ない🦷 歯の「先天性欠如」の増加

正常な人に比べて歯の本数が足りない
「先天性欠如」のお子さんが増えています。

「先天性欠如」とは、乳歯が抜けても永久歯が生えてこない、
永久歯の本数が少ない状態です。
原因は、はっきりと解明されていませんが
「妊娠中の母親の栄養不足」の影響も指摘されています。
先天性欠如は、近年増加しており、約10人に1人にみられます。

お母さんのおなかの中では、すでに永久歯も作られ始めています。

妊娠中のビタミン・ミネラル不足は、
乳歯だけでなく永久歯にも影響します。

乳歯は胎生5週頃から歯が作られはじめ、
18週頃から石灰化(固くなる)が始まります。
永久歯では、胎生4ヶ月頃から歯が作られはじめ、
出生直後より石灰化がはじまります。
妊娠に気づきやすいのが、だいたい胎生4~5週位
と言われています。まだまあるい卵のような姿なのに、
歯が作られ始めているなんて体の神秘ですね♡

歯の形成不全

歯の表面に、白色や茶色をした部分を見かけることがあります。
これはむし歯ではなく、歯が生えた直後から見られるもので、
「エナメル形成不全」といいます。
歯の表面のエナメル質が生まれつきうまく作られず、
変色や欠けがみられる状態です。
乳歯にも永久歯にも見られ、その部分は歯の質が弱くなっています。

「エナメル質形成不全症」は、6歳臼歯と前歯に発症しやすく、
いろいろな要因が考えられますが、歯の作られる時期を考えると
妊娠中の栄養不足や授乳期の栄養との関係が大きいといわれています。

また、顎が小さく歯並びの悪いお子さんに形成不全がみられる割合が多く、
妊娠期や授乳期の栄養状態は、歯並び(顎の発育)にも影響しているようです。

歯並びと栄養

加工食品や精製食品の摂取が増えると、急激に歯並びが悪くなります。
近年、歯並びの悪いお子さんが増えています。
なぜかといいますと、食べ物が軟らかくなって
噛む回数が減少したのが原因だと言われています。
また、質的栄養不足の影響も非常に大きいと考えられています。

小さな顎や乱れた歯並びは、食生活や栄養の影響を受けます。
顎の骨を作る材料(栄養)が不足すれば顎の骨は
大きく育つことはできません。

歯を育てる栄養素

たんぱく質

赤ちゃんの筋肉や血液・脳細胞のほか歯胚(歯のタマゴ)の
材料になります。歯にミネラルを貯めるのに大切な役目をします。
歯胚がつくられるの妊娠4~10週頃の初期に特に大切です。

ビタミンA

歯のエナメル質の土台を作り、口の中の粘膜も強くします。
妊娠12~24週頃に特に大切になります。

ビタミンC

歯の象牙質の土台を作ります。妊娠12~24週頃特に大切。

ミネラル

歯胚(歯のタマゴ)を硬くします。(石灰化)
妊娠4~6ケ月頃にとくに必要。

ビタミンD

ミネラルの吸収を助け、石灰化(歯を硬くする)を調整します。

その他、妊娠前~初期には、鉄、ビタミンB群(特にB12や葉酸)が、
妊娠中期~後期および授乳期には、鉄、ビタミンB群に加え亜鉛が
必要といわれています。

お食事から摂取できるように、
バランスよく食べるには、「旬」を意識して、
しっかり栄養に変えられるように「よく噛んで」
いただきましょう★ 

この記事を書いた人

【mam's academy  𠮷川 さき 】
1988年生まれ。神奈川県在住。3人の子供と愛犬がいます。湿疹、クマ、くしゃみ、冷え、便秘、そばかす、乾燥など。体からの不調サインを読み取り、食を通じて家族の体調を根本から整えられるお母さんが増えてほしい。体に優しいご飯をもっと手軽に作れることを広めたい☆*。そんな想いで教室を開講致しました。

「アレルギー体質に悩んでいる」「化学的な食や菓子から子供を守りたい」「家族の健康を守れる知識をもちたい」そんなお母さんたちのサポート役として活動しています。