意外と気づかない「現代の食」

「現代の食」が「アレルギー」や「不調の元」
になっているとよく言われるようになりました。

私も、子供のころから慣れ親しんだ食事に
なんの違和感も抱いていませんでした。

本日は、「現代の食」と区別される理由・特徴
についてお話します😊🫶

現代の食事の特徴

~甘いものが多く、ビタミン・ミネラルが不足~

飽食の時代といわれる現代では、カロリー不足の人は少ないと思われます。
けれど、甘いものや脂質の摂取が多い一方で
ビタミンやミネラルの不足している人が増加しています💦

特に若い女性はダイエットなどで質的栄養不足(ビタミン・ミネラル不足)
になりやすく、質的栄養不足が疑われる妊婦さんも増加している
というデータも出ています。

ビタミンやミネラルは、体が正常に働くために
なくてはならないものです。

胎児期からのビタミン・ミネラル不足などの質的栄養不足は、
赤ちゃんの健全な発育に影響しますので、
お母さんはしっかり意識してあげましょう。

野菜

食品添加物(リン酸塩)でミネラル不足に

多くの加工食品に食品添加物のリン酸塩が含まれています。
リン酸塩は、胃腸の中でミネラルと結合し排泄するため、
ミネラル不足の原因になっています。
他のミネラルに比べリンの摂取量の増加は、
ミネラルのバランスを崩す事も問題となっています。
食品添加物のリン酸塩は、「pH調節剤」の名前で表示される
ことが多いので、注意して避けましょう。

まずは、主食の見直しを!

パンを多く食べる方は、できればご飯中心の食生活にしましょう。
体調が優れるときは、玄米や分つき米にすると、
ビタミン・ミネラルなどの栄養素も主食から摂取できます★

パンは、9割が外国産で農薬が問題視されています。
小麦に精製小麦を使っているだけでなく、砂糖や油脂も多く含まれ、
お菓子のようになっているパンが主流になってきているのも
きになります🥺「パンがスイーツ化」していますので、
嗜好品として考えていただいたほうが良いです。

パンが食べたいときは、ホッとしたいときと
東洋医学では考えられます。
ご自身で無農薬の小麦粉で油脂不使用のパンを
作ってみるのもいい気分転換になります★
作ってみたい方はご相談ください♡

良質な油の使用

現代食の問題の一つに精製油があります。
精製油とは、油以外の成分を全て取り除いたもので
栄養成分の点で問題があります。
人の細胞膜は、脂質で構成されていますし、
脳の60%は脂質でできています。
脂質の善し悪しは、私たちの健康に大きく影響します。
中質された油脂を摂取しなくてもよいと考えていますが、
使用する場合は、低精製の良質な油を使用することをお勧めします。

また、トランス脂肪酸の問題もあります。
トランス脂肪酸は、健康を害することから
海外では使用禁止になっていますが、
日本ではまだ多くの食品に使用されています。

ミネラル豊富な食卓へ

食卓全体を見直し、幅広い食材からミネラルを補給しましょう♪
ミネラルを多く含む小魚や貝類、海藻類、種子・豆類、木の実
などを献立に少しずつ幅広く取り入れましょう★

水煮、あく抜きに注意

下茹でや、あく抜きでもミネラルが流れ出てしまいます。
家庭では、素材を皮ごと丸ごと使い、下茹で、あく抜きは
省いちゃいましょう。

食べ物の栄養素が減少

加工食品や精製食品は、作る工程で食品の栄養素が減ってしまいます。精製食品にビタミン・ミネラルが少ないのは当然ですが、加工食品もゆでたり、水に浸したりといった工程で多くの栄養素が失われています。また、野菜も化学肥料で育てたものは、栄養成分が減少しているといわれています。現代は、昔と同じものを食べていても質的栄養不足になる可能性があります。

 

職を学び始めると、お惣菜やレトルトなど
買わない生活に自然にシフトしていきます♡

巡る体になると「太らない」「不調が気にならなくなる」
など、現代の私たちにはうれしい効果があります💕

姿勢正して、よく噛んで、自然を感じながら
巡る体に戻していきましょう☆

この記事を書いた人

【mam's academy  𠮷川 さき 】
1988年生まれ。神奈川県在住。3人の子供と愛犬がいます。湿疹、クマ、くしゃみ、冷え、便秘、そばかす、乾燥など。体からの不調サインを読み取り、食を通じて家族の体調を根本から整えられるお母さんが増えてほしい。体に優しいご飯をもっと手軽に作れることを広めたい☆*。そんな想いで教室を開講致しました。

「アレルギー体質に悩んでいる」「化学的な食や菓子から子供を守りたい」「家族の健康を守れる知識をもちたい」そんなお母さんたちのサポート役として活動しています。