月間野菜レシピ【里芋】

皆様、こんにちは😊

急に肌寒くなりましたね…🍂
みなさん、お体にお変わりないでしょうか?


また暑さが戻り寒暖差が激しい日々が続くようなので、お気をつけ下さい!😷

それでは、

今月のテーマ野菜は、、、
「里芋」!!

私の周りでは皮を剥いた時のぬめりで滑ってしまい、料理するのが苦手…なんて声も耳にしますが、
実はこのぬめりに素晴らしい栄養素が含まれているんです😍

まず一つ目は「ガラクタン」!
これは食物繊維の一種で、その中でも水に溶けやすい水溶性食物繊維に当たります。
食物繊維の中でも水溶性食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれるのです❤️
また、血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロール値を低下させる、便を柔らかくし排出しやすくなるなどの働きも持っています✨

もう一つは「グルコマンナン」!
これも水溶性食物繊維の一種でこんにゃくの主成分にもなっています。
このグルコマンナンも先ほどのガラクタン同様に整腸作用、血中コレステロール値の低下や血糖値上昇予防効果があります❣️

これを聞くと、腸を整えるためにもぬめりと戦ってみようかな?という気になりませんか?🤭
今回のレシピはこのぬめりとの戦いも極力抑えた内容になっておりますので、苦手意識がある方も是非チャレンジしてみてください!

その他にも、里芋には「カリウム」も多く含まれております!
カリウムは体内の余分な水分を排泄してくれる働きを持っているので、むくみの予防や血圧を下げる効果が期待できます👍

それでは、そんな里芋を活用した寒くなるこの時期にピッタリのレシピをご紹介いたします🍳👩‍🍳

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈𓊯

里芋と海老のポカポカしんじょう

【材料】(4人前)
・里芋・・・4個(150〜200g)
・むき海老(生)・・・100g
・塩・・・ふたつまみ程度
・片栗粉・・・大さじ1〜
・三つ葉・・・お好み

餡かけ
・水・・・300ml
・かつお節(使い切りパック)・・・3g
・しょうが(すりおろし)・・・1片
・醤油/薄口醤油・・・大さじ1
・みりん・・・小さじ2
・片栗粉・・・小さじ2

【下準備】
・里芋に一周切り込みを入れる。
・餡かけ用の片栗粉を同量の水で溶いておく。

【作り方】
①鍋に里芋と里芋がしっかりとかぶる程度の水(分量外)を入れて火にかけ、里芋に爪楊枝がスッと刺さるまで茹でる。
②①の里芋の皮を剥き、潰す。
③海老を叩き、すり身状にし、②と合わせ、塩と片栗粉を入れて混ぜ合わせる。
④鍋に水、かつお節、しょうがを入れて、沸々とするまで火にかける。
⑤③を4等分し、④にスプーンで落とし入れ、蓋をして弱火で更に加熱する。
 ※約5分 しんじょうに入れた海老がピンク色になる頃がサイン
⑥⑤に醤油、みりん、水溶き片栗粉を入れ、再度沸々としたら完成。

【ポイント】
・里芋は皮ごと茹でることで栄養の流出を抑え、茹でる前に里芋に切り込みを入れることで、皮が剥きやすくなります。切り込みがパカっと開いた頃が剥きやすいサインです。(写真参照)
・使い切りパックのかつお節を使用することで、餡を作りながら出汁が取れる時短レシピです。
・里芋の食感を残した柔らかめなしんじょうなので、強火でグツグツ煮込んでしまうと崩れてしまいます。固さは片栗粉の量で調整ください。
・海老は一部を荒めに刻んでおくと、海老の食感が楽しめるしんじょうになります。
・⑤の際、途中でしんじょうをひっくり返すとムラなく加熱することができます。

𓊯┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

しょうがと出汁が香るホッとする一品です🥰
里芋の旬は8〜12月と長めなので、今からの寒くなる季節にも是非作ってみてください♪

ちなみに、里芋の茎は「芋茎(ずいき)」と呼ばれ、品種によって青い茎と赤い茎があるのですが、赤い茎は食べることができるんですよ!
芋茎には鉄分や食物繊維、カルシウムが含まれており、産後の女性に食べさせると良いと昔から言われてきたようです🤱
見かける機会があれば、こちらも是非ご賞味くださいませ!

四季の恵みで毎日に「美味しい」の笑顔を!
また来月もよろしくお願いいたします🤗❤️

この記事を書いた人

【mam's academy  𠮷川 さき 】
1988年生まれ。神奈川県在住。3人の子供と愛犬がいます。湿疹、クマ、くしゃみ、冷え、便秘、そばかす、乾燥など。体からの不調サインを読み取り、食を通じて家族の体調を根本から整えられるお母さんが増えてほしい。体に優しいご飯をもっと手軽に作れることを広めたい☆*。そんな想いで教室を開講致しました。

「アレルギー体質に悩んでいる」「化学的な食や菓子から子供を守りたい」「家族の健康を守れる知識をもちたい」そんなお母さんたちのサポート役として活動しています。