災害時に役立つ食の知恵

こんにちは😊

本日は9月9日。
『救急の日』ということで、
消防士さんに防災や救命救急の話を聞いてきました。

私も、子どもたちに常に
命の大切さを伝えています。

今日は改めて防災を考えて、
私が生徒さんにお伝えしている

お家にいつも備えておけば安心できる
災害時に役に立つ食の知恵

をお伝えします。


いざという時のために、
何か備えていらっしゃいますか?

突然の災害を想像するだけで
パニックになりそうですが、

真っ先に頭に入れておきたいのは
「命をつなぐ」ことだと思います。

そのために最低限必要なものを
ご紹介します。
お役に立てたら嬉しいです。

穀物お米)



この3つがあれば
まずは命を繋げます!!

①穀物(お米)

菓子パンやカップ麺は
常備しておくのに便利ですが、

長期間になると飽きが出てきたり、
栄養素も偏ってくると
今までのニュースで報道
されていました。

体験された方の言葉は
とても参考になります。

その点を考えると、
お米の備えをおすすめしています。

ごはんは毎日食べても飽きず、
おにぎりは冷めても美味しく、
腹持ちもいいです
^^

おにぎり

②塩

塩分は人間の体に必要な栄養素の1つです。
・血圧を調節する
・体内の水分バランスを整える
・血液など体液の材料になる

など、体の様々な働きになくてはならないものです。

備えておきたい2つ目は、
ミネラルを含む自然塩です。

おにぎりにかけて
食べることもできますし、

「塩分」で言えば、
梅干し味噌があれば

おにぎりの具材、味噌おにぎり、
お味噌汁も作れます。

塩分量の高い梅干しは、
最高の非常食です。

温かいお味噌汁が飲めたら
不安な気持ちも和らぎそうですね。

ごはんと味噌汁

③水

3つ目は何といっても
お水です!

命をつなぐのに必要不可欠な水は

1人あたり
一日3ℓ×最低でも3日分
が必要と言われます。

1人3ℓ×3日分で
9ℓ

4人家族で36ℓ
必要になります。

この3ℓには、
飲料用と調理用が含まれます。

口をゆすいだりもします。

カップ麺ですと家族の人数分、
たくさんの水を使ってしまい、

スープを飲み干すと更に
喉が渇いてしまいそうなので、

体を温め、しっかり水分として
補給できるお味噌汁が
やはり重宝
されます。

お野菜が無事であれば、
蓋をして蒸し煮にすると
野菜からが水分出て
節水になります。

災害時に備えておいたお水の
賞味期限が切れてしまっても、
おトイレや、手を洗ったり、
お嫌でなければ、食器もすすげます。

水道が止まると食器も洗えないので、
紙皿や紙コップの常備や、
お更にラップを敷くなどの対策も
有効です。

水

その他

災害時こそ、切干し大根や干し椎茸、
ひじきや高野豆腐、わかめ、ごま、豆類、
干しエビ、鰹節、煮干し、乾燥昆布
などの
乾物を上手に使うのがおすすめです。

食物繊維やミネラル、ビタミンが
しっかり補えます。

我が家ではサバ缶・ツナ缶・イワシ缶も
常に切らさないようにストックしています。

配給していただけるものは、
菓子パンやカップ麺、おにぎりなどに
偏りがちなので、長引く避難生活による
エコノミー症候群や、便秘、その他体調不良を
予防するためにも常備しておくと安心です。

切り干し大根


乾物はごはんの具材や
お味噌汁に入れることも
できますし、

切り干し大根は
そのまま食べておやつの代わり
にもなります。

 ✅穀物(お米)
 ✅水
 ✅自然塩(梅干しや味噌)
 ✅乾物や缶詰
 ✅カセットコンロ

ストックしておくと安心なもの
 ✅生理用品
 ✅簡易トイレ
配給物の中に生理用品はなかなか
ないそうです。自宅にストックがあると安心ですね。
また、今は避難先のトイレの治安が問題視
されています。
安全な場所でできるように自分で簡易トイレ
を用意しておくという選択もありそうです。

おうちが無事で余裕がありましたら、
断水してしまうかもしれないことも想定して、
お米を洗って小分けにして
おいてもいいかもしれません。

お水をためておくことも有効です。

ライフラインが止まっても
カセットコンロでごはんが炊ける
方法を紹介します。

炊飯器が使えなくても、
カセットコンロと水と蓋つき鍋があれば、
お米を炊くことができます!

今回は貴重なガスを節約するための、
保温調理についてお伝えします。

【用意するもの】
✅米
✅鍋
✅水
✅タオル(新聞紙)
✅毛布
✅カセットコンロ

【お米の炊き方】
①お米はお米の量の1.2〜1.3倍の水に
 30分ほど浸しておく
*お米1カップ(180cc)に対して水200ccほど
(浸水は省いても大丈夫です)

②火にかけて沸騰したら弱火で3〜5分

③火を止めたらタオルや新聞紙でくるみ、
 その上から毛布でぐるぐる包み、
 そのまま20〜30分放置

火にかける時間は短いのに、
ふっくらアツアツのご飯が
食べられます。

空いたカセットコンロで、
野菜室にある野菜をたっぷり入れて
温かい味噌汁も作れます

余ってるお野菜があれば
美味しい和え物もできます。

いつも台所にあるもので工夫次第で災害時も
私たちを助けてくれます。

おうちにせいろなどありましたら、
お米を炊いている上で
野菜を蒸すこともできます。
一度の火と水で同時に調理することができます。

毛布など、

この毎日の穏やかな日々が続きますように。

この記事を書いた人

【mam's academy  𠮷川 さき 】
1988年生まれ。神奈川県在住。3人の子供と愛犬がいます。湿疹、クマ、くしゃみ、冷え、便秘、そばかす、乾燥など。体からの不調サインを読み取り、食を通じて家族の体調を根本から整えられるお母さんが増えてほしい。体に優しいご飯をもっと手軽に作れることを広めたい☆*。そんな想いで教室を開講致しました。

「アレルギー体質に悩んでいる」「化学的な食や菓子から子供を守りたい」「家族の健康を守れる知識をもちたい」そんなお母さんたちのサポート役として活動しています。