子供の3人に1人が味覚障害?!

ここ数年、
子供の味覚障害が問題視
されていることをご存じですか?

今日はお子さんの将来のために
お母さん達に知ってもらいたい。
そんな「味覚」のお話しです!

子供の味覚障害



食べ物の味を感じる役割を
しているのは
舌の表面にある味蕾細胞
というところです。

この味蕾細胞が、
さまざまな種類の味覚をキャッチして
大脳へ情報を送り、
味覚を感じる仕組みになっています。



けれども、
東京医科歯科大学の研究グループによると、
小学1年生から中学3年生までの子どもたちの
31%、つまり3人に1人に味覚異常が見られた
という報告があります。

びっくりなデータですね。

そもそも味覚とは、
危険を察知して体を守るために
とても必要なものです^^

例えば、
甘味・・・エネルギー源となる糖質の味
塩味・・・体に必要不可欠なミネラルの味
酸味・・・腐敗の味
苦味・・・毒の味
うま味・・・体を作るたんぱく質の味 

ベビーちゃんが果物などの
酸味を嫌ったり、

子どもたちが緑黄色野菜の
苦味を嫌ったりなんて
経験ありませんか?

生命の危機になりそうな味を
本能的に避ける習性があるから
と言われています。

また、お惣菜や飲食店などで
見かけるひじきや切り干し大根に、
豚肉や鶏肉の細切れ
大豆
ちくわやツナ、さつま揚げ
油揚げ
などが必ずといっていいほど
一緒に入っているのを
見たことがありますか?^^

これらが少しでも入ると、
コクと旨味が全体に行きわたり、
美味しさが増すそうです。

そうなんです、
ひじきや切り干し大根を
簡単に美味しくするコツとは、
タンパク質(=旨み)を少し加えることなのです。

味覚って面白いですよね🫶✨

この舌にある味蕾細胞の数は
生まれてから増え続けて、
12~15歳がピーク!

その後減少していくと言われています😢

けれど、ピーク時期にあるはずの
子どもの味覚障害が
増えていると問題に
なっているのです。

では、何が味覚障害の原因
となっているのでしょう??

次回、そのワケについてお話します☆

この記事を書いた人

【mam's academy  𠮷川 さき 】
1988年生まれ。神奈川県在住。3人の子供と愛犬がいます。湿疹、クマ、くしゃみ、冷え、便秘、そばかす、乾燥など。体からの不調サインを読み取り、食を通じて家族の体調を根本から整えられるお母さんが増えてほしい。体に優しいご飯をもっと手軽に作れることを広めたい☆*。そんな想いで教室を開講致しました。

「アレルギー体質に悩んでいる」「化学的な食や菓子から子供を守りたい」「家族の健康を守れる知識をもちたい」そんなお母さんたちのサポート役として活動しています。